サホライドとは
投稿日:2017年4月17日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは
押上の歯医者 なかや歯科クリニックのつかたにです。
満開だった桜もどんどん葉桜になってきてしまいましたね(>_<)
さて、新学期に入り『ピカピカの1年生』になったお子様もいるのではないでしょうか?(*^_^*)
以前おおきたの《乳歯の虫歯は放っておく?》というブログでもお伝えしましたが、
もし今ある乳歯が虫歯になってしまった場合、「そのうち抜けてしまうから」と安心してはいけません。
乳歯の虫歯は放置していると下に眠っている永久歯に悪影響なのです。
乳歯の虫歯は出来るだけ初期のうちに進行を抑えておく必要があります。
そこで今回は虫歯の進行を防ぐ効果のある『サホライド』についてお話します。
サホライドとは主な成分が「フッ化ジアミン銀」という薬品です。
虫歯に直接塗布しサホライドに含まれる銀イオンが虫歯部分に吸着し進行を防いでくれます。
まだ小さく機械で歯を削る治療が難しいお子さまに使用することがあります。
ただし、サホライドが用いられるのは初期虫歯になります。
ある程度進行し痛みを伴う場合は歯を削る必要があります。
また、塗布すると虫歯部分が黒く変色し歯磨きで取ることはできませんので基本的には乳歯に使用し永久歯に塗布することはほとんどありません。
あくまで虫歯の進行を防ぐものであり完治するわけではありません。
ですからお子様が大きくなった頃お薬をつめる再治療が必要な場合もございます。
このように永久歯に生え変わるまでに使用できるお薬もございますが、まずは虫歯をつくらないように毎日のハミガキが大切ですね!
『ピカピカの1年生』という名の通り、お口の中もピカピカな状態で学校生活を過ごしましょう!!
つかたに
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