舌の痛み…。
投稿日:2017年2月8日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。押上の歯医者 なかや歯科クリニックのおおきたです。
先日、我が家の幼稚園児が朝食中に
舌が痛いから朝ごはん要らないと訴えてきました。
お口の中を見ましたが、特に口内炎や噛んだような傷もありませんでした。
このところ鼻風邪で就寝中は口呼吸になっていることがあったので
乾燥が原因だろうと思い、水分をとらせて様子をみることにしました。
幼稚園から帰ってきたときには痛みもなく給食も全部食べたそうです。
子どもが舌が痛いと訴えてきたら心配になりますよね。
舌が痛い時に考えられる病気は乾燥や口内炎・噛んだ傷以外にもいくつかあります。
代表的なのが風邪のウイルスによるものです。
毎年、夏になるとヘルパンギーナという夏風邪が流行します。
このヘルパンギーナは急に高熱がでてお口の中に水泡ができる病気です。
大人も感染する可能性があるので小さいお子さんがいるご家庭は注意が必要ですね。
またヘルパンギーナと同じく夏に流行する病気に手足口病というものもあります。
これは口に中だけでなく、手のひらや足の裏にも水泡ができる病気です。
さらに溶連菌感染症という病気もあります。
急な発熱とのどの痛み、腫れ、そして2,3日後に
イチゴ舌と呼ばれる赤いぶつぶつの舌になる病気です。
溶連菌感染症はウイルスではなく細菌による病気なので抗生物質の服用が必要となります。
そして意外にも栄養不足で舌が痛くなることもあります。
鉄欠乏性貧血やビタミン12欠乏、亜鉛欠乏などです。
子どもが舌が痛いと訴えた話をなかや先生にしたところ、
寝ている時の歯ぎしりやくいしばりによっても舌が痛くなることがあると教えていただきました。
無意識で舌を歯に押し当てているからだそうです。
子どもが何か痛いと訴えてきても良く分からない場合も多々ありますよね。
心配事があったら是非クリニックに相談しに来てください。
おおきた
■ 他の記事を読む■