幼少期のハミガキ。
投稿日:2016年12月19日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。押上の歯医者 なかや歯科クリニックのおおきたです。
なかや歯科クリニックにはちびっ子の患者さんが多く来てくれます。
定期検診とフッ素塗布の為です。
その時にお母さんと話をしていると皆さんお家での歯みがきに苦労されているようです。
お口も開けない泣かれて暴れて大変だと言われます。
今回はお家でできる子供に歯みがきを好きにさせるポイントをいくつかご紹介したいと思います。
本格的に歯みがきが始める前の段階からの準備が有効です。
乳歯の生え始めは個人差はありますが、生後6カ月頃と言われています。
まだ生えてないから何もしなくてもいいのではなく、濡らしたガーゼで歯茎を優しく拭ったりマッサージすることでお口の中に物が入る抵抗を低くしていくとともに、サッパリして気持ち良い感覚を覚えさせることができます。
また、離乳食が始まって歯が生え始めたら、子供にも歯ブラシを持たせてあげてください。
軟らかいシリコン素材でできていて、のどの奥まで入らないようにストッパーが付いているものがオススメです。そして必ず仕上げみがきをして、歯みがきを習慣付けましょう。
楽しい雰囲気で。そして褒める。
嫌がって泣いたり動いたりしていたとしても、
お口を開けることができた、1箇所でも磨けた、動かなかった時があったなど、少しでも良い所を見つけてその都度ほめてあげてください。
そして常に笑顔で歌なんか歌っちゃってください。
理解できない年齢でも歯みがきの重要性を伝える。
歯みがきしたらどんな良いことがあるかを伝えましょう。
もちろん脅かすのではなく。1,2歳の子供はまだまだ言うことを理解できない年齢ですが、全く話を理解できない訳ではないので、根気よく話し続けましょう。
それで少しでも分かったくれたらOKです。
このとき、歯みがきに関する絵本やテレビ番組を利用するのも有効です。
またお気に入りにぬいぐるみ等を使って子供に仕上げ歯磨きをしてもらう『歯みがきのごっこ遊び』をするのも良いです。
道具選びも大切です。
好きなキャラクターの歯ブラシを使ったり、子供だけの特別な手鏡を用意してあげてテンションを上げていく作戦も有効ですよ。
歯みがき粉も子供が好きそうなイチゴ味やブドウ味等を選ぶのも良いでしょう。
最終手段はモノでつる。
歯みがきをした後にご褒美のラムネやグミを渡すのです。
このときのラムネやグミは必ずキシリトール100%のものに限ります。
ただし、歯みがき後に甘いお菓子を食べてもいいんだとまだまだ理解が乏しい子供には間違った解釈をさせてしまうこともあるので、あくまでも最終手段にしてほしいのが本音です。
おおきた
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