母子感染
投稿日:2016年10月12日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
押上の歯医者 なかや歯科クリニックのよこやまです。
今回は母子感染についてお話します。
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には
虫歯の原因となるミュータンス菌が存在しません。
ミュータンス菌は、
歯が生えてくる生後6カ月から3歳半くらいまでの時期に
最も身近なお母さんや家族から唾液を介して感染することが
多いと言われています。
感染経路としては
口移しで食べ物を与えたり
スプーンや箸、食器を家族と共用したりすることで
お子さんのお口の中にミュータンス菌がすみついてしまうのです。
なるべくミュータンス菌をお子さんのお口の中に入れないように
この時期を乗り越えることが将来的な虫歯予防につながります。
予防方法として
食べものの口移しは避け
スプーンや箸、食器はお子さんと別のものを用意しましょう。
しかし、ミュータンス菌の感染をおそれて
あまり神経質にならないでくださいね。
お子さんの健やかな成長のためにスキンシップは必要ですから
一緒に暮らす家族や周囲の人々が赤ちゃんに感染させないよう
虫歯の治療や歯のクリーニングをしてお口の中の菌を減らし
清潔に保つことも重要です。
虫歯予防は家族みんなでするものです。
私たちも健康なお口の環境をつくるために一生懸命お手伝いします!
人生、虫歯ゼロ 歯周病ゼロを目指しましょう。
よこやま
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