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口腔ケアと肺炎

投稿日:2016年9月5日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは、おおきたです。
皆様、お盆休み・夏休みも終わって日常を取り戻した頃ではないでしょうか。
私はお盆休みは実家に帰省し、子どもと田舎の空気を思いっきり味わってきました。
また、祖母が入院しており、お見舞いにも行くことができました。
祖母は脳に腫瘍ができており、そのため飲み込み(嚥下)がうまくできません。

嚥下障害があると姿勢や食べ物の形態の工夫をしたり、また積極的にリハビリをすることがありますが、実はお口のケアをすることも大切になってきます。

口の中が汚れていると味覚を阻害し食べる意欲をそぎます。また細菌が増殖し誤嚥性肺炎の原因にもなります。
誤嚥性肺炎とは水や食べ物などが誤嚥によって肺に入ってしまい細菌が増殖して炎症をおこすことで起きる肺炎です。
特に寝たきりの高齢者の方が注意しなければいけない誤嚥性肺炎ですが、入院中で口腔ケアがおろそかになりがちな方や手術を控えている方、手術後の方も口の中の細菌が少ないキレイな状態であれば誤嚥性肺炎のリスクだけでなく感染症のリスクもを減らすことができます。

虫歯や歯周病の治療・予防をすることが肺炎を防ぎ、命をすくうことにもなるのですね。
また健やかに食べ続けるためには自分の歯を残すことも重要になります。

将来のために、今ある歯を守るために、一緒にお口の中の環境を整えていきましょう。
また手術前後の方は是非お口のチェックにいらしてください。


おおきた

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